[第1回配信]建築の第三者機関からのアドヴァイス
このコーナーでは、過去に建築のさまざまな場面でいただいた質問とその助言を掲載してあります。
建築の業界は専門用語や専門知識が横断し、一般の方にわかりにくい世界になっていることがあります。難しい事柄を難しく説明するタイプの人は、以下の2つのタイプに分けられます。すなわち物事の本質をしっかり理解しないで専門用語の羅列で把握していると勘違いしているタイプと、本音を言いたくなくて難しい表現で煙にまくタイプです。
以下の各シリーズでは、建築会社があえて言わない表現で本質を伝えるアドヴァイスを心がけました。
[第2回配信]住宅新築工事
- どんな工法がいいのか?
- ハウジングメーカーの見極め方
- 工務店の見極め方
[第3回配信]マンション大規模修繕工事
- 工事前の建物診断でどこまで調査するか?
- 足場をかけないで修繕工事をするやり方を考える
- 管理会社との付き合い方
[第4回配信]工事請負契約書
- 契約の時期はいつか?
- 契約書の書式や添付書類はどこまであるといいのか?
- ○○工事1式という表現が多い見積書について
[第5回配信]施工業者の選択方法
- 見積参加業者の公募
- 業者の与信調査の結果診断
- 新聞での施工業者の募集について
[第6回配信]マンション専用部の1年点検 チェックポイント
- 施工会社1年点検前に、ご自身で各部屋を確認しておきましょう。
- 使用された仕上げ材・器具・ユニット類のメーカー名・品番を把握しておきましょう。
- メーカーに直接問い合わせる場合、施工会社や売主の名前は伏せておきましょう。
- 施工会社の1年点検の際には、記録道具だけでなく簡易な測定道具程度は持参するよう事前に依頼しましょう。
- 症状の指摘の後に、どのように改修するかの提案があります。原因を見つけさせるのが第一義ですが、原因がうやむやの場合は、その改修を行うことで今後その症状が出ないことを文書で残させましょう。