【月間トピックス】2025年3月号
設計事務所及び施工会社の選定から工事監理までお手伝いさせて頂いた物件が、この度無事、竣工を迎えました。
見積内容の確認から、土工事、コンクリート打設、木工事、内装工事など各工程の品質の確認や、施工業者への指導及び工程などの現場監理を経て、無事竣工に至りました。
注文住宅の施主になるといった機会が人生の中で何度も訪れるといったことは稀です。
そのため、何もかもが初めての体験が多いことと思います。
その中で、設計事務所や施工会社から建築の決定権を委ねられても、何が正解か分からず、相手方の言いなりなることや納得のいく選択が出来ないことも多いです。
今回のご依頼では、施工会社の見積書に工事内容が分かる内訳が無かったことが、最初の懸念でした。
見積りの内訳とは、各工種の仕様・数量・単価等を指し、建設業法においても見積りの内訳を明らかにする努力義務を謳っています。
内訳が無ければ、どのレベルの仕上げがどの面積で単価も分からず、契約以後、設計変更が生じた際に、追加なり減額なりで出てきた金額の査定のしようがありません。
費用の増減が発生したとしても、単価の操作は施工会社の思いのままです。
そのため、契約段階前で施工会社に対して、内訳が明らかになった見積書の提示を求めます。
『お客様の声』
建築診断協会を知るきっかけになったのは、友人が新築した際にこちらを利用して安心して任せられる会社だと紹介してもらったからです。
建築に関して何も知らない一年生と同じ感覚で夫婦共々不安でした。
見積もりの見方から工事の進行管理までしていただき大変助かりました。
問題が起こると的確なアドバイスもいただけたので心強い味方を得た気持ちでした。
安心して住める家が出来て本当に良かったといつも夫婦で話しています。

基礎コンクリート打設前に鉄筋の配筋検査を行いました。

鉄筋の径・かぶり厚・ピッチ・定着長等を確認していき、不備があれば是正を指示します。

木工事の様子になります。

釘ピッチを確認している様子になります。

断熱材の充填を確認しています。

外壁貫通の配管勾配を確認し、逆勾配となっていたため、是正指示をしました。